歩く効用

 何故こんなに歩く人口が増えているのでしょうか。一時期ジョギングがブームとなりましたが足を痛める人が多くなり、歩きはジョギングより足への負担が軽いと言われている。現在は流通が発達し飽食の時代とも言われる。車社会、交通機関が発達し運動不足です。更に最近は健康ブームでもある。健康を考えると、適度な運動と適度な食事というバランスのとれた生活が必要なのでしょう。
歩くということは簡単に誰でもできる運動です。その人の体力に合わせ、その日の体調に合わせ、何時でも何処でも簡単に歩くことができる。
毎日の食事の取り過ぎを、歩くことによりエネルギーを消費し肥満の解消にも役立つようです。歩くと足の裏を刺激し足の裏のツボを刺激する。歩くことにより血液の循環が体中に回り老廃物を運び対外へ排出する。内臓器官にも効果があるようです。ある程度の距離をあるくと脳の中に脳内モルヒネが発生し、ウォーキングハイといって良い気分が味わえると言う。適度な運動となり、ストレス解消に良いようです。
脳内モルヒネが発生するためか、長距離を歩いて疲れた後で、すぐに次は何処を歩こうかと考える。やみつきになっても、歩きすぎは体によくない。自分に合った歩き方を見つけ日常的に歩くと良いでしょう。

カロリー消費
ずいぶん前に食文化、生活(運動量)をベースに一般的な成人をモデルしてカロリーの収支について調査した結果がある。一日の活動には普通2500~3000キロカロリーが必要と言う。通常食事から、生活、睡眠、労働等で消費するカロリー(2500キロカロリー)を引くと、平均300キロカロリー余分に取っているそうです。
従って一日に300キロカロリー意識して消費しないと、人体へのエネルギーの取得(食事等)と、消費(運動)とのバランスがとれないため、肥満になり、成人病に繋がると言われている。
そこで日常歩くことで、この余分となったカロリーを消費しようと提唱されたのが一日10000歩、つまりこれが2500キロカロリー+300キロカロリーということだそうです。

脂肪燃焼
通常、食事で食べた炭水化物を燃焼して得られるエネルギーにより、人間は活動することができます。しかし、一定時間運動を継続すると食べた炭水化物の燃焼もしますが、体内の脂肪を分解してエネルギーに変える脂肪燃焼が始まります。この脂肪燃焼の始まる時間が運動し始めから約20~30分後だそうです。肥満解消には歩きの強度(早く歩くこと)より、時間が重要です。20~30分以上歩くことにより、脂肪が燃焼され、体がしまってきます。でもウエストの横の脂肪は減ってくるのですが、おへそのまわりはなかなかとれません。

健康
心に気になることがあるとストレスを感じることになり、健康に良くありません。歩くことで運動不足の解消になります。実際ある程度の距離を歩くと頭が真っ白になり、クヨクヨする心が吹き飛んで充実してきます。距離を歩くと疲れるわけで、、ぐっすり眠れるのが良いのかもしれません。
運動不足の解消としては、事実体が軽くなったように感じます。定期的に歩くことにより心肺機能も維持・向上すると言われています。
歩くことにより、肥満、体脂肪、心拍数、血圧、便秘、ストレスが減少し、持久力、内蔵機能、筋力、脳の機能、心臓に係わる機能が増加すると言われています。尚心肺機能の累積効果を得るには、一週間に一回一時間以上歩くことが必要と言われています。
よく歩くことにより「風邪をひきにくくなった」と聞きます。決して風邪をひかないわけではないのですが、休みの日にゴロゴロしていた時に比べると、風邪はひきにくくなったように感じます。歩くために寒くても外へ出る。歩くことで血液の循環が良くなり老廃物がきれいにされる。日光にあたる。心地良い疲れからかよく眠れる。等素人が考えても、効用はあるのでは、と思います。
足の裏に内蔵のツボが集中しているのもまんざら嘘ではないような気がします。